シロアリの種類

日本に生息しているシロアリは22種類といわれていますが、家屋に被害をあたえる種類は、主に「ヤマトシロアリ」 「イエシロアリ」 「アメリカカンザイシロアリ」 の3種類です。

 

 ヤマトシロアリ

ヤマトシロアリは、比較的寒さに強く、北海道北部を除く日本全土に分布します。水を運ぶ能力が劣るため、湿った木材を主に食害し、食害跡は汚いと言われています。
特に営巣場所を決めていないため、加害場所が巣になることもあり、温度や水分等の生息条件が悪くなると、女王・王も含め、新たな環境を求めて移動すると言われています。コロニー(巣)の個体数は小さく、通常1~2万で、3万を超えることはありません。

有翅虫(羽アリ)の群飛は、4月下旬から5月にかけての日中にあることが多く、特に雨上がりなどによく見られます。

イエシロアリ

イエシロアリは、1月の平均気温4℃以上の地域で、東京都以南の沖縄から関東までの海岸沿いに多く分布しています。水を運ぶ能力に優れているため、乾燥している木材でも自ら水で湿らせながら食害します。食害速度は早く、加害箇所は建物全体に及ぶため、甚大な被害を与える種と言われています。
地中に大きな巣を作り、多数の分巣を備えて定住します。コロニー(巣)の個体数は大きく、50万~100万と言われています。

有翅虫(羽アリ)の群飛は、6月から7月の夕方から夜間にあり、数千~数万匹がいっせいに飛び出し、多くは灯に集まってきます。

 

アメリカカンザイシロアリ

アメリカカンザイシロアリは、その名の通り外来種で、木材や家具の輸入によって日本に運び込まれたようです。外から飛んできて屋内に入り込むと、水分が無く乾いた木材でも喰害しますので、天井裏から床下までのあらゆる木材を食べ尽くします。ただ、喰害の進行は遅く、被害の兆候が現れるまでに 数年かかるといわれます。
屋内で木粉や羽根が落下している場合は侵入の恐れがあります。また、粒状の乾いた糞(が見られると生息の危険性があります。

シロアリの被害状況

シロアリは乾燥に弱いので、土や糞で「蟻道」を形成しながらその中を移動し、水やエサを運びます。湿気が多く風通しの悪いところに生息し、シロアリに喰害された大引や根太は、家の耐震強度を著しく低下させます。

土間コンクリートから蟻道

束から大引きを通り根太まで蟻道

蟻道にシロアリの生息
根太、座板の喰害

大引の喰害

根太、柱の喰害

シロアリ発生のセルフチェック

シロアリ被害を未然に防ぐために、まずは住まいの現状を確認しましょう。

 
チェック項目はいくつ当てはまりましたか?
 
○2~3つ当てはまったら
シロアリ被害に要注意です。
放っておけばシロアリ被害が進行し、時として家屋の地震への耐久性を著しく低下させ、家屋崩壊も招きます。早めの床下診断をお勧めします。
 
○ひとつも当てはまらない
シロアリ被害の可能性は低いようです。
油断は禁物!シロアリ被害にあう前に床下診断をお勧めします。

床下診断

作業スタッフがお伺いし、床下に入り、目視、打診、触診に基づいてシロアリ、腐れ、カビ、水漏れ等の被害状況をずみずみまで調査(写真撮影)します。その場で簡単にご説明させて頂き、後日、床下診断報告書とお見積書をお渡しします。(無料)

シロアリ防除施工

 シロアリ防除には、建築物の新築時に行う予防処理と既設建物に対して行う予防処理・駆除処理があります。しろあり防除施工士が認定薬剤を用い、防除施工標準仕様書及び安全管理基準に基づいて処理を行います。

土壌処理

シロアリは、一般に地中を通って建物内に侵入してくることが多いので、建物の基礎の内側や束石の周囲の土壌に薬剤を散布し、侵入を防止します。

木部処理

木材表面に薬剤を吹き付け、シロアリや腐朽菌から木材を守ります。シロアリが侵入しそうな木口や割れ目、接続部なども念入りに処理します。

穿孔薬剤注入処理

 シロアリが発生している箇所に直接薬剤を注入してシロアリを駆除します。

シロアリ保証体制

シロアリ防除施工実施後は、三井住友海上火災保険会社のシロアリ保険に加入されます。(保険料は弊社が負担します。)保険期間はシロアリ防除施工完了時より5年間で、保険期間中、万が一シロアリが発生した場合は、無料で駆除施工致します。また、保険期間中に発生したシロアリにより建物が損傷した場合、最大で500万円まで修復費用を賠償致します。 
 

定期検査の義務

防除施工日から起算し予防施工は2~3年目、駆除施工は1~2年目に定期検査を実施しなければなりません。検査を怠りますと、万一修復費用が必要な事故であっても保証が出来ない場合があります。