ネズミの種類

日本で見られるネズミは20種類以上ありますが、その中でビルや家屋に侵入して人に危害を及ぼす種は、「クマネズミ」「ドブネズミ」「ハツカネズミ」で、3種を総称してイエネズミと呼ばれています。

クマネズミ

成獣の体長は15~23cmで、ドブネズミに比べると耳が大きく、目が突出して、尾は体長より長いのが普通です。垂直方向の移動性に優れ、パイプを登ったり、電線などを渡るのも得意です。日本全土に分布し、警戒心が強く、市街地のビルなどの建築物では主要なネズミとなっています。

ドブネズミ

成獣の体長は22~26cmで、クマネズミに比べると目や耳が小さく、尾は体長より短いのが普通です。日本全土に分布し、ビルなどの建築物内では以前に比べて少なくなりましたが、地下街や下水道、ゴミ処分場などには数多く生息しています。垂直方向の移動や電線などを渡るのは苦手ですが、泳ぎは得意です。

ハツカネズミ

成獣の体長は6~9cmで、尾は体長より短いのが普通です。日本全土に分布し、穀物倉庫などで多く見られるほか、人家やビルにも見られます。畑地などに住む半野生種は、秋から冬にかけて屋内に侵入します。

ネズミの被害状況

イエネズミ3種は時として人間と生活を共にすることがあります。
人の出すゴミや残飯、あるいは人間の食糧品でさえも餌にし、家やビルの一部に自分達の巣を作り、冬は建物内のぬくもりまでもわがものとしています。これは意図せずに人間が養っているのと同じです。
また、見た目や物音が不快なだけでなく、病原菌を媒介したり、住宅や設備配線などに被害を及ぼすことがありますので、健康被害や災害も懸念されます。

天井裏にかじり跡


天井裏のネズミの糞

窓サッシにネズミの足跡

ネズミの生息調査

作業スタッフがお伺いし、居室内、天井裏、建物外周等での生息状況をずみずみまで調査(写真撮影)します。その場で簡単にご説明させて頂き、後日、お見積書をお渡しします。(無料)
屋根や閉めた扉やシャッターの下に1センチ以上の隙間があったり、床下換気口のトラップが破損していたりすれば、ネズミにとっては玄関が開いているようなものです。物廻りのあらゆる隙間を閉鎖しないと、どんなに細心の注意を払ってもネズミの侵入を防ぎきることはできません。

床下換気孔の破損


配管搬入口の隙間

配管搬入口の隙間

ネズミの防除施工

棲みついているネズミについては、化学的手法としてネズミ用毒餌を設置し、それを食べさせて駆除したり、ネズミを捕獲するためのトラップを敷いて捕まえるなどの手段を講じます。毒餌を摂取したものはトラップに引っかかりやすいなど、それぞれの相乗効果も発揮できるよう工夫します。
生息しているネズミを全て駆除し終えたら、侵入口となっていた隙間を塞ぎます。被害状況にもよりますが、防除完了まで数か月かかります。

粘着シート設置

ベイト剤の設置


1週間後:ベイト剤に喫喰あり
粘着シート設置

ベイト剤の設置


1週間後:ベイト剤に喫喰あり
防鼠ブラシで閉鎖

金網で閉鎖


金網で閉鎖

ネズミの予防

こうした化学的手法をとる上でも、根本となるのは意図せずネズミを飼育しているような状況にしない事であり、それが大前提です。 

建物に侵入されないように隙間や開放をなくすこと
衛生管理を徹底し、生ゴミや残飯の放置、むき出しのままの食品保管をしないこと
排水系統の清掃などもしっかりと行うこと